介護スタッフは休日が取りづらい?
介護スタッフは休日が取りづらい?
介護を必要とする人の増加に伴い介護スタッフは常時、不足している状態です。そのため仕事においては休日が取りづらいと思っている方も多いかもしれません。しかしそんなことは決してなく、それはより良い職場づくりをすることで少しでも離職する人を減らし、また新たな介護スタッフに来てもらいたいと言う思いがあるためです。
介護スタッフの勤務形態は働く施設の種類、雇用形態により異なりますが、週休二日が基本となっている場合がほとんどですし、月の内、決められた日数までは自分の希望する休日がとれるようになっている場合がほとんどです。そもそも介護スタッフの仕事は体が資本と言う部分もあります。そして体をしっかりと休めるためには休みを取ることが必須ですから、その辺りに力を入れている事業所は非常に多いです。
またリラックス休暇のような、年に数日、長期的な休暇をとれるような仕組みを採用している事業所も少なくありません。ただ実際は事業所により大きく異なるので、事前に確認しておくことが求められます。
介護スタッフの仕事と有給休暇の取得
介護スタッフとして働く場合には、仕事の勤務先に届け出を出して有給として休みますが、通常は早めに届け出を出さないと勤務先から苦情が出ることもあります。
介護スタッフはそもそもローテーションを組んでいる場合があり、このときにはいきなり休まれると代わりに人の配置をせざるを得ません。経営者からするとこのローテーションはぎりぎりの人員で回している場合には特に注意が必要で、介護報酬の加算などの算定が出来なくなる可能性があるため、事前の届け出を要求するものとみられます。
無論、介護報酬の話ばかりではなく、労働者の権利と認められているのが有給休暇ですから、取得を拒む法律はありません。堂々と申請し取得をすれば良いです。ただし、周囲との軋轢や企業風土と相容れないなどの問題は残ります。営利法人の場合は特に人員の配置がシビアであり、介護の現場が疲弊する1つの要因になっています。企業における就業規則などに則って適切に申請を行うことが肝心です。